2008年8月14日木曜日

[本] もう一度やる気にさせる?!「新TOEICテスト900点 新TOEFLテスト100点への王道」杉村太郎

英語の勉強本の好きな方なら一度は手に取った事があると思われる元シャインズの杉村太郎氏の本の改訂版です。

新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道

元の本が、あっというまにTOEFL iBT に置き換わってしまった、今は亡き TOEFL CBT をベースにしています。ですので、その点の読み替えが必要です。しかし、これは私が見たところ TOEFL 本ではなく「英語の勉強方法について指南する本」。内容は著者がのべているとおり、今でも十分に通用する内容です。むしろ、この英語の勉強に取り組む「熱さ」が必要なのかなと。

Amazon の評価はずいぶんと低いようですが、私はこの本は iBT の対策本と思わないほうが良いと思います。単調な英単語の暗記や文法問題の量稽古など、皆が辛いと思う、しかし避けて通れない訓練をやり遂げるために、どうモチベーションを上げて行くかに活用する本であると見ています。著者の飽くなき挑戦者魂(いつの間に Harvard MPA (行政学修士)を取得されていたとは!ケネディスクールですよね。恐れ入ります)を垣間みる本と思えば、十分ビジネス書として読んでもいいのではないでしょうか。

日本でのしがらみが人並みの量あり、留学への踏ん切りが付かない私には、この本を読んで「留学したいんやったら、つべこべ言わんととっとと勉強せいや!(<どこの方言?(苦笑))という著者の声が聞こえてきました。杉村氏も、ケネディスクールへ留学という大目標をたてて望みを叶えたのでしょうから、きっとやった者が勝ちですよね。

私がまず体得するべきは、大学院に行ってもクラスや研究室に貢献できるだけの英語力でしょう(苦笑)単語の暗記等、地道な作業は決して避けては通れないよということを、改めて認識したのでした。

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